政治・行政
2016年12月9日(金)9:06
ピッチングマシン導入へ/宮古島市
市民、城辺、下地3球場に
宮古島市は市民、城辺、下地の3球場に野球の打撃練習用のピッチングマシンを導入する予算案(約300万円)を、開会中の市議会12月定例会に提出している。予算が認められれば、来年2月から使用できる。
市議会12月定例会の総務財政委員会(嵩原弘委員長)で、市民スポーツ課(奥平敏朗課長)が委員の質問に答えた。
それによると、ピッチングマシンは1台約100万円で、8割が一括交付金、残り2割は一般財源を充当する。
野球のキャンプ期間に向け、球場施設の充実を図ることが目的。社会人や大学などの野球チームが、宮古島キャンプで使用することが可能で、地元高校の練習にも対応できる。
夢実現!行くぞ甲子園宮古島応援団の平良勝之会長は「ピッチングマシンはこれまではチームで調達したり、リースで賄ったりして費用がかかっていた。球場の設備が充実すれば、キャンプの誘致や選手の育成に大きく役立つ。野球チームの監督や指導者からの要望に、行政が応えてくれて感謝している」と話した。