下地さん(平良中3年)ら優秀賞
心の輪を広げる体験作文
【那覇支社】2016年度「心の輪を広げる体験作文」の入賞者表彰式が9日、県庁内で開催され、小学生部門で5人、中学生部門では6人、高校生・一般部門で1人が表彰された。宮古地区からは、下地晴佳さん(平良中3年)と陸蓮苑さん(同2年)が、それぞれ優秀賞に選ばれた。
心の輪を広げる体験作文は「障害者週間」(12月3日~9日)行事の一環として、障がいのある人との心ふれあう体験をテーマにした作文を表彰するもの。
下地さんは「ボランティア活動を通して」と題し、老人ホームと障がい者施設でサマーボランティア体験をしたこと、その経験を通して「障がいのある人、ない人関係なく助け合える世の中を目指していきたい」と考えるようになったとまとめている。
また、陸さんの作文「勇気を持つこと」は、バスに目の不自由な人が乗車して来た際、手助けすることができなかった経験を通し、自分から行動できるようになりたいと感じたことをつづっている。
表彰式に出席した下地さんは「(施設での)ボランティア活動は、初めてでしたが学ぶことが沢山あって良い経験になった」と話していた。