花も笑顔もきらきら/西城小児童
人権の花 咲かせたよ
西城小学校で9日、人権の花の開花式があった。10月の植え付けから約2カ月間、97人の児童が育てた花はベゴニア。赤く可憐な花を咲かせた。伊波愛哩(あいり)さんは「大事に育てたので花も友達の笑顔もきらきらです」と喜んだ。
第68回人権週間啓発行事の一環。植え付けから水やりまで、花づくりの全過程に児童がかかわった。
開花式で、下地敏彦市長は「きれいな花が咲くと心が優しくなる。隣の人や友達とも仲良くなれる。思いやりの心が育つんです」と語り掛け、「これからもたくさん咲かせて花いっぱいの学校にしてください」と期待を込めた。
感謝状を受け取った屋嘉比俊哉校長は「花づくりを通して命の大切さや協力することの大切さ、思いやりの気持ちが育った。これからも花を育て、花いっぱいのきれいな学校にしていきましょう」と全児童に呼び掛けた。併せて人権について考える機会を提供してくれた関係団体に感謝した。
児童代表であいさつした伊波さんは「これからも花を大切にして、優しさいっぱい、花いっぱいの学校にしていきたい」と充実した表情で話した。