11/24
2024
Sun
旧暦:10月23日 友引 辛 
産業・経済
2016年12月24日(土)9:05

糖度13・86度 高品質を維持/宮糖城辺

16-17年期サトウキビ 操業から1週間


製糖操業開始1週間。高い品質を維持している=23日、城辺砂川の宮古製糖城辺工場

製糖操業開始1週間。高い品質を維持している=23日、城辺砂川の宮古製糖城辺工場

 宮古製糖城辺工場の2016-17年期製糖操業は17日の開始から1週間を迎えた。平均糖度は13・86度と高品質を維持している。

 同社の23日の搬入概況によると、基準糖度(13・1~14・3度)帯の原料は全体の41・08%、基準以上の原料は34・57%、基準以下は24・35%だった。

 ここ数日の雨で若干糖度は下がっているが、開始1週間で搬入された原料の約75%が基準に達するなど高品質が続いている。

 1㌧当たりの農家平均手取額も2万2197円(概算)と高い価格で推移しているのが現状だ。

 宮糖城辺の今期搬入見込み量は万6500㌧。操業の期間は86日を予定しており、3月中旬ごろまで製糖作業を続ける予定。

 今期のサトウキビは気象条件に恵まれた。台風被害がほとんどなく、干ばつ被害も限定的だった。生育旺盛期の適度な降雨は増産に拍車を掛けた。これらの好条件を受けて製糖各社は増産を予想。宮糖は城辺、伊良部、多良間の3工場とも年内操業に踏み切った。

 沖糖管内を含め、宮古地区全体の生産量は36万3320㌧(前期比1万8200㌧増)の豊作が見込まれている。事前の成熟調査の結果も良く、質、量ともに豊作が期待される。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!