11/24
2024
Sun
旧暦:10月24日 先負 壬 
産業・経済
2016年12月25日(日)9:07

観光客60万人確実/入域観光客数

11月末で53万2899人/前年度年間記録を突破


 市観光商工局のまとめによると、11月末時点での2016年度入域観光客数は53万2899人となり、残り4カ月を残して15年度1年間の51万3601人という過去最高だった記録を上回った。過去の実績を見れば年間60万人達成は確実と見られる。これほど急激に増加している要因として同局では空路の羽田、関西からの直行便の拡充や海外クルーズ船寄港の大幅増などを挙げる。

 15年度の4月から11月までの入域観光客数は36万125人で、16年度はそれを17万2774人上回っている。

 16年度を月別に見ると、最も多かったのは8月で8万5534人。次いで7月の7万8508人。前年度と比較した増減率が最も高かったのは5月で171・32%と70%以上もの増加を記録。6、7、8月も160%台の増加率を見せた。客数が最も少なかったのはクルーズ船の寄港が前月で終了した11月で3万7750人だった。増減率は115・54%で前年度実績は上回った。

 クルーズ船は16年度、4月3日から10月24日までに85回寄港。来島した乗客は12万3578人で、前年度の13回、9372人と比べ乗客数が11万4206人増加し、入域観光客数の押し上げに大きく貢献した。

 空の便では全日空が16年3月から羽田-宮古、関西-宮古の直行便を1日1往復2便就航させたほか、9月と10月8、10日には羽田-宮古線を1日2往復4便に増便したことも客数増加の要因と考えられる。

 県文化観光スポーツ部の試算によると宮古地区での観光客1人当たりの消費単価は7万3388円で、それを当てはめると16年度の11月末までの入域観光客による経済効果は約391億円と推計される。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!