早めの手続き呼び掛け/市福祉調整課
臨時福祉給付金 約3割が未申請
市福祉調整課によると市が10月3日から申請受付を行っている2016年度臨時福祉給付金と障害・遺族年金受給者向け給付金の申請状況は、12月21日時点で臨時福祉給付金が対象者1万7890人に対し申請者は1万2953人で申請率は72・4%、障害・遺族年金受給者向け給付金は対象者599人に対し申請者は528人で申請率は88・1%となっている。同課では申請がまだな対象者は早めに手続きを行うよう呼び掛けている。
臨時福祉給付金は消費税率の引き上げによる影響を緩和するため所得の低い人に支給されるもので、給付額は1人当たり3000円。障害・遺族年金受給者向け給付金は賃金引き上げの恩恵が及びにくい所得の少ない年金受給者に支給されるもので、給付額は1人当たり3万円。ただし、65歳以上の高齢者向け給付金を受給した人は対象外となる。
申請方法は市から対象者に送付された申請書に必要事項を記入し、必要書類を添付して、同封の返信用封筒で郵送するか、市役所平良庁舎2階の市福祉調整課へ直接、提出を。申請期間は1月31日まで。
同課では「12月はじめには未申請者に申請勧奨はがきを郵送しているがいまだに未申請の人が多い。本格的な製糖期や年末年始で忙しくなる前に申請を行ってほしい」と呼び掛ける。
二つの給付金に関する問い合わせは同課の給付金窓口(電話73・5450)まで。