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【特集】新年号
2017年1月1日(日)9:10

狩俣小 2月に130周年式典/平良

新校舎・体育館が完成/事業推進委、準備着々


狩俣小学校創立130周年記念事業推進委員会の役員たち

狩俣小学校創立130周年記念事業推進委員会の役員たち

 狩俣小学校で今年2月11日、創立130周年を祝う記念式典・祝賀会が開催される。2015年に新校舎が完成し、現在は体育館が新築工事中で、今年1月完成を予定していて、130周年の記念式典・祝賀会は完成したばかりの新体育館で開催される。長き歴史の節目を盛大に祝おうと現在、創立130周年記念事業推進委員会が準備を着々と進めている。

 狩俣小学校は1886年4月に創立。校舎の老朽化に伴い2014年8月から校舎の新築工事が行われ、15年9月から供用が開始され、児童たちは真新しい学びやで日々の学校生活を過ごしている。

 新校舎完成時に祝賀会を開催する話が上がったが、今年1月に新体育館も完成することから、完成を待って今年2月に創立130周年と新校舎、新体育館完成を祝う記念式典と祝賀会を開催することとなった。

 創立130周年記念事業推進委員会は昨年5月に第1回委員会が開催され、委員長に自治会の久貝正吉会長を選出。総務委員会、記念誌編集委員会、資金造成委員会の3委員会を設置して記念式典・祝賀会に向けた準備を進めている。

 久貝委員長は「前校長の提案で創立130周年と新校舎完成、新体育館完成を併せてお祝いをしようとなった。狩俣小学校は宮古島でも有数の伝統校。各同窓の代表や歴代校長、在沖・在八重山郷友会などを招いて盛大なお祝いをして、新校舎、新体育館が完成した狩俣小学校を広くPRしたい」と話す。

 昨年4月に赴任した上里啓美校長は創立130年という節目の年に校長となったことについて「周囲からは大変だねと言われることもあるが、地域の皆さんが協力してくれるので、全く心配していない」と語る。

 小学校では創立130周年を迎えるに当たり、児童から小学校のイメージキャラクターのアイデアを募集。寄せられたアイデアの中から平良りんさん(6年)と川満瑠彩さん(5年)の案を採用し、それを基にイラストレーターにデザインしてもらい「カリータ」というイメージキャラクターを作製した。青い帽子は狩俣の青い海をイメージしていて、洋服には小学校の校章をデザイン、同校で盛んなスナッグゴルフのスティックとミニバスケットボールのボールを手にしている。上里校長は「130周年の節目にできたイメージキャラクターなので、みんなで大事にしていきたい」との考えを示した。

 狩俣小学校創立130周年記念事業推進委員会役員は次の通り。(敬称略)

 【委員長】久貝正吉【副委員長】佐渡山誠▽平良政彦▽川満秀明【学校長】上里啓美【事務局】善平範己【会計】小堀端夏希▽國仲幸代【監査員】新里吉光▽大山勝美【顧問】上原正行▽根間義雄▽池間豊▽池間等志▽仲宗根正治▽根間昌明

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