安価で花苗販売始まる/市みどり推進課
パンジーなど1万本余
市みどり推進課(根間正三郎課長)は5日、31日までの日程で最も人気の高いパンジーなどの花苗合計1万本以上を市場価格より安い価格で販売を開始した。丹精を込めて育てた多種類の花苗はこれからも次から次に愛らしい花々を咲かせ続ける。多くの市民らが訪れ、好みの良質花苗を買い求めていた。
緑の募金運動(2~4月)に伴い、緑化運動の充実を図り、美しい島の景観づくりを推進しようと実施。併せて花いっぱい運動の一環で行っている。
同課施設東側の花育苗ハウス内で昨年11月、種まきした。苗は順調に育ち、育苗ポットに移植、朝夕の水やりなどで苗の一部は花を咲かせ始めている。
安価で販売する花苗は▽パンジー▽ビオラ▽サルビア▽マリーゴールド▽フロックス▽ペチュニア▽ベゴニア▽ガザニア▽ナデシコ▽インパチェンス-など。
パンジーは花色が豊富で花壇やガーデニングに人気のあるスミレ科の植物。花言葉は「もの思い、私を思って、純愛」。パンジーとビオラを寄せ植えする人も多いという。ビオラの花言葉は「誠実、信頼、忠実、少女の恋」。
訪れた南幼稚園の関係者は「3月17日に卒園式が予定されており、式場に飾るインパチェンス本余りを買った。卒園式に美しい花々が彩りを添える。楽しみです」と笑顔で語った。
インパチェンスの花言葉「鮮やかな人、強い個性」。根強い人気のあるサルビアの花言葉は「尊敬、知恵、良い家庭、家族愛」。
土日祝祭日を除いて販売している。販売時間は午前9時~午後4時まで(正午~午後1時までは休憩)。
問い合わせは、市みどり推進課(電話72・9784、72・9815)へ。