産業・経済
2017年1月6日(金)9:02
宮古の経済は好況/具志堅公庫理事
市長表敬し意見交換
沖縄振興開発金融公庫の具志堅忠昭理事が5日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を表敬訪問し、好況が続く宮古の経済を話題に意見を交わした。
具志堅理事は、ここ2~3年の宮古への融資が60~70億円で推移していることを説明。今年度も60億円に達する見通しを挙げ「宮古はかなり水準が高く、好調な状態にある」と述べた。
その上で融資の内容を紹介。「2~3年前は運転資金が中心だったが、今年は機械の更新など前向きな投資になっている。同じ60億でも、質が前向きな投資に変わっている」と述べ、好況感を融資実績で示した。
具志堅理事は「宮古の経済は良い循環にある。それをバックアップしていくのが私たち公庫の役割だと考えている」と話した。
下地市長は前日開いた新春の集いに470人もの参加があったことに触れ「それぞれ仕事が順調にいっていることの表れ。今年もみんな明るい展望を持っていると思う」と話し、観光産業がけん引する宮古経済の現状に笑顔を見せた。