完全燃焼 充実の笑顔/ワイドーマラソン表彰式
健闘たたえ再会約束
第27回宮古島100㌔ワイドーマラソン大会の表彰式と交流パーティーが15日午後、下地体育館で開かれた。走り終えた選手が郷土料理を楽しみながら和やかに交流を深め、互いの健闘をたたえ合った。
表彰式で実行委員長の長濱政治副市長は「過酷なレースに挑戦された皆さんは本当にすごい。100㌔の挑戦者がさらに増えることを期待する」と述べた。その上で「私たち宮古島市は皆さんが安心して競技に打ち込めるよう大会を運営していく」と約束した。
この後、各部門や年代別の上位入賞者を表彰。全員で拍手を送り、各部門を制した走力をたたえた。
表彰後は、パーティーで交流を深めた。宮古そばやモズク、ゴーヤーチャンプルーなど郷土料理の数々に舌鼓を打ちながらレースを振り返った。
今大会で100㌔女子の連勝記録が止まった山澤洋子さん(49)=茨城県=は「きょうは走り切れたことが何よりうれしい」と安どした表情。ここまで積み上げた優勝は13回。重圧から解き放たれたとし、「これからは正月もゆっくり楽しめます」と笑った。連勝が止まっても「大会には参加します」と意気込んだ。