当確に歓喜、3選の舞/下地さん喜び爆発
選対本部に歓声上がる
22日の宮古島市長選挙で当選した下地敏彦さんの選対本部事務所は歓喜の渦に包まれた。「当確」が伝えられると「やったぞ!」と喜びを爆発させ、下地さんも椅子から立ち上がって両手を高々と上げた。支持者と一緒に踊って喜びを共有した下地さんは「本当にありがとう。選挙で掲げた政策を必ず実行したい」と感謝と決意を語った。
下地さんの選対本部には開票前から多くの支持者が来場し、開票速報を伝えるテレビに見入った。
午後9時50分には下地さんも事務所入りし、支持者とともに固唾をのんで開票速報を見守った。
午後11時25分ごろ、「当選確実」が伝えられると支持者は一斉に歓喜。握手をしたり、抱き合ったりして喜びを分かち合った。
多くの支持者を前に下地さんは「遅くなったけど当選することができた。これも皆さんのおかげ。ありがとうございました」と感謝を述べた。その上で「約束した公約については着実に実行し、宮古島を豊かで活力のある島にしていく」と力強く語った。
千鶴子夫人は「言葉にできないほどうれしい」とこみ上げる感情を抑えきれない様子。「当選確実が出るまでは胸が痛かった。有権者の皆さんには、うちの人(下地敏彦)の8年間の実績と今後4年間の公約の実現を信じて投票してもらったと思う。心から感謝している」と涙ぐみながら話した。
衆院議員の西銘恒三郎氏は「僅差であっても、勝ちは勝ちだ」と当選の喜びをかみしめ、「次の浦添市長選につなぐという意味でも大きな勝利だと思う。若い人たちが宮古島に帰ってきても働く場があるという公約に示したことを実現してほしい」と期待した。