下地敏彦氏 公約実現に抱負/「元気な宮古つくる」
市長選・市議補選当選者に証書/市選管
宮古島市選挙管理委員会(下地淳徳委員長)は23日、市長選挙(22日投開票)で、3選を果たした現職の下地敏彦氏に当選証書を付与した。証書を手にした下地敏彦氏は「元気な宮古島をつくっていきたい」と公約の実現に向け抱負を述べた。25日に正式就任する。任期は2021年1月24日までの4年間。市長選と同時に行われた市議会議員の補欠選挙で当選した前里光健氏と石嶺香織氏にも当選証書が手渡された。
付与式は、市役所平良庁舎で行われ、当選者の家族や共に選挙運動を展開した後援会のメンバー、支持者、市議らが出席し見守った。
下地淳徳委員長は「市民に対し、自らの公約を訴えたことが認められたことで当選を得たものと思う」と祝福した。
下地敏彦氏には「向こう4年間、宮古島市の市長として、市民の福祉の向上と市民が安心して暮らせる住み良い宮古島市にしていただきたい」、前里、石嶺の両氏には「議会の場での行政のチェック機関としての職責を十分に果たしていただきたい」とそれぞれ期待した。
当選者あいさつで下地敏彦氏は、「掲げた公約について誠心誠意努力し、その実現に努めたい。ぜひ市民の皆さまと一緒になって、新しい宮古島、元気な宮古島をつくっていきたい」と決意を示した。
市議補欠選の当選者を代表して前里氏は「自己研さんを積み重ね、市民、若者の代表として、自分の役割を全力で進めていきたい」と意気込みを見せた。
長濱政治副市長は「行政と議会は車の両輪といわれる。宮古島市の発展、市民の福祉向上のため一緒に手を携えて頑張ってほしい」と激励のあいさつを行った。
市議補欠選は、市議2人の辞職に伴うもので、当選者の任期は22日~11月12日まで。