教育長にマンガ本贈呈/沖縄宮古法人会青年部会、婦人部会
花の苗木も市民に配布
沖縄宮古法人会青年部会の湧川弘範部会長と婦人部会の友利ヒロ子部会長ら5人が11日、市役所城辺庁舎に川上哲也教育長を訪ね、税の啓発用マンガ本「税って何だ?」1250冊を贈呈した。対象は小学校5、6年生。多良間村には50部別送した。
11日から17日までの税を考える週間にちなんで行われた同部会の活動で、1996年から15年間続いている。
湧川部会長は「子どものころから税に関することに触れることで、社会人になってから納税意識がしっかりと芽生えると思う。税の啓発活動の一環として贈呈する」とあいさつした。
川上教育長は「早い時期から教えることは大切なこと。温かい志が教育の中で生きるよう、子どもたちのために広めていきたい。ありがとう」と礼を述べた。
贈呈された本は、漫画家の水木しげるさんの作画で税を分かりやすく紹介している。
また、同部会は同日夕、市内のスーパーマーケット前で、マンガ本と「花を育てるように納税意識も育んでほしい」との思いでマリーゴールドなどの花の苗木300本を配布した。
1週間税務署長の宮古島まもる君とともに激励に訪れた宮古島税務署の大塚一長署長は「税に対する理解を深め、負担と配分について考える機会にしてほしい」。沖縄宮古法人会の真栄城宏会長は「一般の人たちにも税の意義を理解してもらうためにも、このマンガ本の配布は意義がある」とそれぞれ激励のあいさつをした。