標語で問題行動ゼロへ/地区高校生指導連絡協
優秀作の生徒を表彰
2016年度宮古地区生徒指導標語等優秀作品の表彰式とクリアファイルの贈呈式(主催・宮古地区高等学校生徒指導連絡協議会)が2日、宮古高校で行われた。市内の県立高校5校から応募があった標語の中から、優秀9作品と優秀作品に選ばれた標語が印刷されたクリアファイルの写真とイラストの優秀2作品が選ばれた。クリアファイルは各高校の生徒、職員全員に贈られた。
表彰式で宮古地区県立学校PTA連合会の島尻明男会長が「今年も問題行動防止の標語等を募集した。多くの作品の中から優秀作品が選ばれた。標語を書いたときの気持ちを大切に、高校生の模範となって頑張ってほしい」と述べた。
同協議会の会長を務める宮古高校の平良智枝子校長は「皆さんの標語が高校生一人一人の心に届いて『高校生による問題行動NO宣言!!』の目標が達成されるよう願っている」とあいさつした。
受賞者を代表して松川朋加さん(宮高3年)は「選ばれてとてもうれしい。この標語で宮古の生徒がもっと良い方向にいけばいいと願っている」と、喜びと標語に込めた思いを語った。
これらの標語は昨年6月6日から約1カ月間、学校毎にテーマを割り振って募集した。各学校に割り振られたのは▽伊良部(深夜はいかい)▽宮高(身なり、携帯スマホ、SNS)▽宮古特別支援学校(交通安全)▽宮総実(喫煙)▽宮古工業(飲酒)-の五つのテーマ。
優秀賞に選ばれた生徒は次の通り。(敬称略)
【標語】前泊美琴(伊良部2年)▽松川朋加(宮高3年)▽石垣寿美(同)▽前里英菜(同)▽喜久川愛花(特別支援学校3年)▽波平愛夢(宮総実1年)▽国仲大地(同2年)▽友利政希(同1年)▽砂川安梨(宮古工業3年)
【イラスト】仲宗根沙也(宮高2年)
【写真】大関凪沙(同1年)