佐渡山さんに感謝状/県赤十字大会
長年の奉仕活動評価
2017年県赤十字大会(主催・日本赤十字社沖縄県支部)で、同支部宮古島市地区の佐渡山美代さん(79)=宮古島市平良=は、10年にわたり赤十字事業の進展に尽くし多大な貢献をしたとして、同支部長の翁長雄志知事から業務功労の部で感謝状を受けた。佐渡山さんは8日、市役所平良庁舎に同地区副地区長を務める長濱政治副市長を訪ね、「会員たちの優しさや和気あいあいとした雰囲気の中で活動ができてとても楽しかった」と喜びを語った。
同大会は1月24日に浦添市のてだこホールで行われ、赤十字事業に尽力した人たちにそれぞれ感謝状が贈られた。
佐渡山さんは、宮古島市地区の設立当時から赤十字奉仕団として、献血や社資募集、炊き出し訓練などさまざま活動に参加してきた。
今回の感謝状は、佐渡山さんのこれまでの活動が認められたもの。長年続けてきた理由として「設立の時から携わってきたので思い入れがあった」と話した。
報告を受けた長濱副市長は、宮古に甚大な被害をもたらした台風14号の際にも、日本赤十字社を通して全国から多くの義援金が寄せられたことなどを紹介し「自分のことを省みず、地域社会に根差した素晴らしい活動。この受章を機会に、ますます精励してほしい」と話した。