最高は宮総実(フードクリエイト)1.25倍/宮古地区
宮高理数科は1・14倍/県立高校一般入試志願状況
【那覇支社】県教育庁は9日、2017年度県立高校一般入試の初回志願状況を発表した。宮古地区4校のうち、2校2学科で定員数を上回る入学志願があった。
志願倍率が最も高かったのは宮古総合実業「食と環境科フードクリエイトコース」の1・25倍で、一般入試定員16人に対し、20人が志願した。次いで宮高理数科は1・14倍で、一般入試定員56人に対し、64人が志願した。宮古工業自動車機械システム科自動車コースは一般入試定員18人に対し、同数の志願者となった。一般入試の学力試験は来月8、9日の両日に実施される。
県立高校全体の志願倍率は全日制が0・99倍(前年度と同じ)、定時制が0・42倍(同0・12ポイント減)で、全日、定時を合わせた全体の倍率は0・97倍(前年度と同じ)となった。志願倍率が最も高かったのは那覇商業国際経済科の2・23倍、次いで沖縄水産海洋技術科と名護商工電建システム(建築技術コース)が1・88倍。小禄普通科(英語コース)と那覇西体育科が1・84倍だった。
志願変更の申し出期間は15、16の両日。また願書取り下げと再出願期間は22、23の両日に行われる。いずれも入学志願締め切りの結果、志願者が定員を超えた学科(倍率が1・00倍以上)に出願した者のうち、出身中学校と志願先高校の校長が適当と認めた者は初回出願先の高校、学科、コースを変更することができる。