初出場で準優勝/伊良部高校
ICT部「くちゃないチーム」
伊良部高校(菅間季昌校長)のICT部(照屋未来部長)の「くちゃないチーム(仲原祐希実さん(2年)、仲地真奈良さん(同)」がこのほど、沖縄本島で開催された県内最大級のIT体験イベント「IT津梁(しんりょう)まつり2017」(主催・同2017実行委員会)のミドル競技(中級)に初出場し、準優勝に選ばれた。学校、PTCA、地域は生徒たちの頑張りに大きな拍手を送り、喜びを分かち合っている。 今大会のミドル級競技には県内から7校15チームが参加し、同部から4チームが初出場した。4チームのうち「くちゃないチーム」が準優勝を決め、残り3チームは健闘した。
同校が提供した資料によると、WROは、自律型ロボットによる国際的なロボットコンテスト。世界中の子供たちが各々ロボットを製作し、プログラムにより自動制御する技術を競うコンテストで、市販ロボットキットを利用している。このため参加しやすく、科学技術を身近に体験できる場を提供するとともに、国際交流も開催されている。
ミドル級競技では、五つの課題のうち四つが事前に発表されていることからプログラムを作成。残り一つの課題は大会当日に発表された。「くちゃないチーム」は新たなプログラムをロボットに組み入れて動かし、コースを快走させてゴールした。
仲原さんは「初参加で不安もあったが、良い成績が残せて良かった。夏の大会では優勝を目指したい」と見据える。仲地さんは「準優勝でとてもうれしい。夏の大会でも頑張りたい」と意欲を見せる。
菅間校長は、4チームの活躍をたたえ、今後の活躍に期待を込めた。
同部顧問の下地勇也教諭は、生徒たちの頑張りをほめたたえた。