宮古勢対決 佐良浜V/中学バレー選抜
上野は準優勝
【那覇支社】バレーボールの第34回九州中学校選抜優勝大会県大会は11日、西原町民体育館で4強による決勝リーグ残り試合が男女それぞれ4試合ずつ行われ、男子は佐良浜が3年ぶり7回目の優勝を決めた。上野は準優勝だった。両校とも、3月25日~27日に鹿児島県で実施される九州大会に県代表として出場する。女子の優勝は長嶺、準優勝は宮里だった。
決勝リーグでは上野が西原を2-1で、佐良浜が緑風久志を2-0で下した。そして、佐良浜と上野の宮古対決では、佐良浜が2セットを連取し、優勝を決めた。
佐良浜の國吉勇多監督は試合後、「ブロックとレシーブが連携して得点することができた。部員は少ないが、最近はOBや高校生と練習している。課題はディフェンスだが、九州大会でも選手が楽しんで持っている力を発揮すれば上位も狙える」と話した。
キャプテンの友利浩之介は「これまで、大会に出場できない悔しい思いもあったので、絶対に優勝すると思ってきた。地域の思いもあって、応援にも来てくれている。その前で優勝できて格別。今後は強打レシーブを鍛え、九州でも5位以内に入りたい」と優勝の喜びを語った。