市総合計画基本構想を答申/審議会
市長「島づくり市民と協働」
市総合計画審議会(会長・下地芳郎琉大教授)は14日、平良港ターミナルビルで第2次市総合計画の基本構想を下地敏彦市長に答申した。同構想は、「心かよう夢と希望に満ちた島 宮古(みゃ~く)~みんなで創る 結いの島~」を基本理念に掲げ、市の今後10年間(2017年度~2026年度)の指標となる。下地市長は「今後の宮古島市の市政運営については、市民をはじめ本市に関わる全ての方と、夢と希望に満ちた島づくりを協働して進めていきたい」と決意を示した。
この基本構想の実現に向けては「基本計画」(17年度~21年度)を定めて計画の着実な推進に向けて取り組む。同日は、下地市長が向こう5カ年間の前期「基本計画」を審議会に諮問。「市の将来像を見据えながら、活発な議論を展開していただきたい」と話した。
答申された同構想は、島づくりの基本理念を定め、それを実現するための基本目標や施策の大綱を示し計画的、総合的な島づくりの推進を図ることが目的。
施策の体系として①地下水や豊かな自然環境と共生したエコアイランド宮古②子どもたちが笑顔にあふれ活力と郷土愛に満ちた宮古③一人ひとりが支え合い幸せと潤いのある健康福祉の宮古④島の特色を活かした産業の振興、多彩な交流・活力にあふれる宮古-など6項目を掲げている。