乗り心地をチェック/車いす利用者
福祉タクシー導入で
昨年12月にかりゆしタクシー(高良塁代表)が導入した福祉タクシー(ウェルキャブタクシー)の乗車体験が21日、「自立生活センターまんた」の利用者を対象に行われた。
同センター前に横付けされた福祉タクシーは、後方から車いすをスロープで乗車させるほか、助手席は座席が車外に出て、車いす利用者でも乗りやすい構造になっている。
実際に乗り込んだ利用者からは「少し圧迫感があるが乗り心地は良い」や「乗り込むスロープもう少し短い方が良い」などの要望も出された。
一方で「1台だけでなくもっと増えれば車いす利用者もタクシーを積極的に利用しやすくなるので期待している」などの意見も聞かれた。
高良代表は「昨年末に導入したがまだまだ福祉タクシーの存在が浸透していない。車いす利用者が活用しやすい構造になっているのでぜひ、活用してほしい」と呼び掛けた。
この日は、同センター前から宮古空港までの区間で乗車体験が行われ、利用者たちは乗り心地を確認していた。
福祉タクシーについての問い合わせは(0980・74・3939、かりゆしタクシー)まで。