「平均寿命最下位」脱出へ/健康増進計画推進会議
2016年度第2回健康増進計画推進会議(会長・下地敏彦市長)が22日、市平良保健センターで開かれた。委員・アドバイザーなど約20人が参加。同会議では「平均寿命最下位脱出プロジェクト」を掲げており、次回の会議では、最下位脱出に向けた全体のキャッチフレーズを決め、市民に広く健康を啓蒙していく方針。
厚生省が発表した2010年県内市区町村別生命表では、宮古島市の男性の平均寿命は78・0歳で県内最下位だった。
この日の会議では、事務局が前回会議の内容を説明し、同健康増進計画進捗(しんちょく)状況を報告した。
参加者との意見交換では、飲酒、喫煙、歯と口の健康、健康栄養などについての提言やアドバイスがあった。互いに情報を共有し、平均寿命・健康長寿の延伸に向けて取り組んでいく認識を新たにした。
キャッチフレーズ案は、子供世代、成人世代、高齢者世代、全世代と世代別に示された。今後短いキャッチフレーズも視野に入れて検討することにした。
次年度からの会議の持ち方では、現在の会議を2回から1回に減らし、ワーキンググループを立ち上げて年1~2回程度の集まりを開催することにした。
同グループは、子供部会、高齢者部会のほかに、成人世代が多い成人部会は二つの部会とした。