給食で地元産野菜を/生産出荷連絡協城辺支部
カボチャなど計150㌔贈呈
宮古地区野菜・果樹生産出荷連絡協議会城辺支部(砂川康男支部長)は23日、地域の子供たちに地元産野菜を食べてもらおうと、市立城辺学校給食共同調理場にカボチャやトウガンなど5種類の野菜計150㌔を贈呈した。
同支部では、食の大切さや食を支える農業の役割を伝えるとともに、地元農産物の消費拡大を図ることなどを目的に、JAおきなわ宮古地区青壮年部城辺支部との共催で学校給食への野菜の贈呈を2015年から実施している。
贈呈式は城辺公民館前で行われ、生産農家から城辺地区の児童生徒にカボチャとトウガンが各50㌔、ゴーヤーとタマネギ各20㌔、インゲン10㌔が贈られた。
砂川支部長は「支部の会員が丹精込めて育て上げた野菜を通じて、児童生徒の皆さんに城辺で生産される野菜のことや食の大切さについて知ってもらえるとうれしい」と呼び掛けた。
市教育委員会の宮國博教育長は「城辺の児童生徒のためにたくさんの野菜を寄贈してもらいありがとう。子供たちには食育の観点から皆さんの活躍を教えてきたい」と謝意を述べた。児童生徒を代表して濵元みずきさん(城辺小5年)は「いろいろな野菜をありがとう。みんなでおいしくいただきたい」、盛島朱夏さん(城辺中2年)は「(野菜を)育ててくれた人への感謝の気持ちを忘れず、これからの学校生活を頑張っていきたい」とそれぞれ語った。