早期整備への協力要請/マクラム通り南側
通り会が下地市長に
マクラム通り会(砂川優美子会長)のメンバーは28日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね県道243号線の下里通り東~サンエーカママヒルズ店前交差点までの区間における道路拡幅整備について、市としても県に早期実施を要請するよう協力を求めた。
要請で砂川会長は「郊外に大型店舗が進出し市街地商店街が衰退。マクラム通り南商店街の活性も失われている。活性化の観点からも早急に拡幅工事に着工するよう市としても県に要請してほしい」と呼び掛けた。
要請に対して下地市長は「以前からある要望なので市としても県に対して、早めにやってほしいとの要望はしたい。県が実施設計をつくれば市としても速やかに都市計画の区域変更を行う」と要請に理解を示した。
要請書では、同区間が下地方面への幹線道路であり宮古病院へのアクセス道路でもあるほか、一部には歩道もなく児童生徒の通学路ともなっていることを指摘し、危険性除去の観点からも早期整備を求めている。
下地康教建設部長は「現在は、宮古毎日新聞社前から下里通り東側交差点までが事業化されている。要請されたサンエーカカマヒルズ店までについて県は基本計画を持っているがまだ事業化はされていない。現在の計画が少し遅れている可能性もあるので、県としてもめどが立ち次第、要請の区間についても事業化になると思う」と話した。