はっぴ姿で「火の用心」/伊良部地区
少年防火クラブ パレードで意識促す
2017年春季全国火災予防運動(1~7日)にちなみ、市消防本部(来間克消防長)は2日、伊良部南区にある伊良部保育所(川満直美所長)の市幼年・少年防火クラブによる防火パレードを実施した。はっぴ姿の園児40人は、拍子木(ひょうしぎ)を打ち鳴らしながら「戸締まり用心、火の用心」と防火を呼び掛けた。住民の防火意識の高揚を図った。
同保育所は今年度、同クラブに新加入した。12番目の加入。保育所で活動するクラブ員たちは真新しいはっぴを着て参加した。
JAおきなわ伊良部支店の構内で出発式は行われた。同本部警防課の新里栄作課長補佐は「初めての防火パレードなので、火の大切さと怖さを地域住民に訴え、火の用心を伝えてください」と励ました。
川満所長は「大きな声で火の用心を伝えましょう」と激励し、防火パレードに向けて出発。消防職員らが「戸締まり用心 火の用心」と書かれた横断幕を持ってパレードを先導。子供たちは2列になって道路の左側を行進し、拍子木を打ち鳴らし防火をアピールした。
国仲交差点のそばにある女性若者等活動促進施設前にゴール。
同警防課の羽地淳課長が子供たちの活躍をたたえ、記念品をプレゼントした。
同運動の全国統一防火標語は「消しましょう その火その時 その場所で」。重点目標は▽住宅防火対策の推進▽乾燥時および強風時の火災発生防止対策ーなどの7項目。