ウエサト電気が優勝/南部忠平杯GG
県内外から488人が参加
第23回南部忠平杯グラウンド・ゴルフ宮古島大会(主催・宮古島市)が14日、平良多目的前福運動場で行われた。県内外から愛好者ら488人が参加。プレーを通して交流の輪を広げた。優勝は、団体の部がウエサト電気A(平良)、男女ペアの部は長谷川昭さん・長谷川八重子さん(山形県)、総合個人の部は島袋文雄さん(うるま市)だった。夜は、市内ホテルで表彰式とふれあいパーティーが開かれ、食事や余興を楽しみながらゴルフ談義に花を咲かせた。
この日は曇り空で、時折小雨がぱらついたが、参加者たちは「暑くもなく、寒くもなくまずまずの天気」と喜んだ。
開会式で大会長の下地敏彦市長は「友情と交流の輪を広げて、思い出に残る大会にしてほしい」とあいさつ。那覇ゴールド会の豊見山勝二さんと棚原ミヨさんが力強く選手宣誓を行った。
参加者の中で最高齢者は男性が糸洲朝仁さん(平良)、女性は砂川ハルさん(同)で、ともに88歳。2人とも一緒に参加した仲間たちとともに元気にクラブを振っていた。
大会はグラウンドゴルフを通して広く国民の「楽しむスポーツ」の意識を高揚し生涯スポーツの振興に貢献することが目的。8ホールを3ラウンド行い、合計打数の少なさを団体と個人などで競った。
大会前日の13日にカママ嶺公園で行われた島外参加者で争う「ばっしらいん大会」では、津嘉山孝さん(石垣市)が優勝した。