善福君(城辺小3年)ら6人が最優秀賞/地区童話・お話・意見発表大会
来月の県大会出場へ
第44回宮古地区童話・お話・意見発表大会(主催・宮古地区PTA連合会)が14日、西城小学校などで行われた。小学生34人、中学生34人の計68人が登壇。善福太稀君(城辺小3年)ら6人が最優秀賞を獲得した。6人は12月3日の県大会に宮古地区代表として出場する。
同大会は、表現力や情緒の養成などに役立てる目的で開催している。
発表は小学校低学年男女、同高学年男女、中学校男女の6部門で行われた。
小学校低学年は、童話を身ぶり手ぶりも交えてかわいらしく発表。同高学年は日ごろの生活や体験を通して感じたことや、考えたことを自らの言葉で堂々と発表した。
中学生の意見は地球環境保全や自分の目標、住み良い社会づくりへの提言、生き方、家族への思いなど、さまざまな分野に及んだ。
中学男子最優秀賞の佐和田尚聖君(久松中2年)は、住みよい豊かな社会をつくるために、若者が言葉遣いや行動を見直していく必要性を訴え。同女子最優秀賞の仲間佑妃乃さん(北中2年)は南の国の子どもたちの悲惨な暮らしを例に「(私たちは)当たり前の意識の上にあぐらをかいて、幸せを見落としていませんか」と問いかけた。
表彰式で最優秀賞の児童・生徒には賞状と優勝盾、優勝旗が手渡された。子どもたちは「練習の成果を出せてうれしい」などと感想。県大会に向けては「優勝を目指したい」と口をそろえた。ほかの児童・生徒は優秀賞を受賞した。
最優秀賞受賞者と演題は次の通り。
【小学校低学年男子】善福太稀(城辺小3年)「ともだちや」
【同女子】木曽羽美(宮原小2年)「友だちほしいな おおかみさん」
【同高学年男子】中曽根天斗(西城小6年)「うれしかったよ!ありがとう」
【同女子】根間陽佳(狩俣小4年)「新しい命の誕生」
【中学校男子】佐和田尚聖(久松中2年)「住みよい豊かな社会を作るために」
【同女子】仲間佑妃乃(北中2年)「小さな幸せ探し」