友達同士で「ハイチーズ」
笑顔カレンダー撮影会/うむい宮古島
うむい宮古島(藤井一郎会長)は12日、東日本大震災で原発事故の影響が今も残る福島県の子供たちを宮古島に招く企画を市内大型スーパーで行った。資金造成のための「笑顔カレンダー」の撮影会で、家族連れや友達同士などが協力した。
「笑顔カレンダー」は、福島へのメッセージを書いた市民が、自分の好きな月日を指定し、500円の「協力金」を払って思い思いのポーズで写真を掲載することができる。
うむい宮古島が2012年から制作。1部500円で販売し、その販売収益と協力金などで、福島の子どもたちを「保養」として招待している。
藤井会長は「宮古島に保養に行きたいという人が増えている。震災から6年経つが、宮古から熱いメッセージを届けるという初心を忘れずに、これからも続けていきたい」と話した。
3月11日を指定した平良琉心さん、前川凜さん(ともに小4)の友人同士は「福島の人たちが早く元気になってほしいという気持ちと、震災の日の3月11日を忘れないようにと思って選んだ」と話した。
次回撮影会は、20日午前11時~午後2時まで宮古バプテスト教会(ぐるぐる交換まつり会場)で行われる。