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産業・経済
2017年3月23日(木)9:05

橋詰め広場、17年度着工/伊良部大橋

用地売買契約が完了/市「地域振興施設」建設へ


伊良部大橋橋詰め広場の用地全ての売買契約が完了し、17年度から造成工事が着手することになった予定地(正面)=22日

伊良部大橋橋詰め広場の用地全ての売買契約が完了し、17年度から造成工事が着手することになった予定地(正面)=22日

 伊良部大橋の伊良部側たもとの空間を整備する橋詰め広場計画で、同地域内の用地の売買契約が全て完了し、2017年度上半期(今年4~9月)には、県が造成工事に着手することが分かった。18年度には本格的な整備工事に入る。市も同広場に農水産物販売所やレストランを配置する「地域振興施設」の建設を予定している。売買契約が完了した用地は市・私有地合わせて約8000平方㍍。



 22日に行われた市議会(棚原芳樹議長)3月定例会の一般質問で、仲間則人氏の質問に、佐久川豊正伊良部支所長が答えた。


 橋詰め広場は、同広場の空間を整備し、伊良部大橋やその周辺の自然が一望できるように整備する計画。


 事業主体は県宮古土木事務所で、伊良部大橋開通と合わせて供用開始予定だったが、用地の確保が難航していた。


 橋詰め広場の整備実現は、伊良部地域の表玄関として、休憩所や展望的機能だけでなく、広場内に2階建ての地域振興施設を建設する。


 1階は農水産物や加工品、土産品などの物産販売所。2階には伊良部大橋と周囲の自然を眺望しながら食事のできるレストランを配置する計画。観光案内所としての機能も期待されている。


 答弁で佐久川伊良部支所長は、地域振興施設の建設時期や供用開始については明らかにせず「県が実施する造成工事の進捗(しんちょく)状況を勘案し調整しながら進めていく」と述べるにとどめた。


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