思い出胸に学びや巣立つ/3校で卒業式
平良第一小(103人)
平良第一小学校(砂川栄作校長)の2016年度卒業式が日行われた。卒業生103人(男子47人、女子56人)が、6年間の思い出を胸に、学びやを後にした。卒業生は同校音楽部の吹奏楽と、保護者や来賓、在校生の手拍子に迎えられて式場に入場した。
会場には「後輩に優しさをありがとう」「卒業おめでとう」などと書かれた横断幕が飾られ、卒業生の門出を祝した。
砂川校長は卒業生一人一人に卒業証書を授与した。砂川校長は「この1年間は最上級生として後輩たちをリードし、その活躍は見事なものがあった。4月からは中学校生活が始まる。これからは自分の責任で、自分の道は、自分で切り開いていかなければならない。これまで支えてくれた皆さんへの感謝の気持ちを忘れることなく、素直な心で生活してほしい」と式辞を述べた。
在校生を代表して4、5年生全員が送る言葉と歌で卒業生を送った。
6年間皆出席賞は、本村夕凪さん、山口愛結さん、平良侑也さん、砂川すずかさん、尚感寿さん、砂川風子さん
南小(84人)
南小学校(前泊直子校長)の2016年度卒業式が日、同校体育館で行われた。卒業生84人(男子43人、女子41人)が小学校時代の思い出を胸に、学びやを後にした。名前を呼ばれた卒業生には、前泊校長から一人一人卒業証書が授与された。
前泊校長は「目標を持ち、実現するために努力し続けることができる中学生になってほしい。一人一人が進むべき正しい方向を見つけ、正しく行動し、自分の可能性を伸ばしてくれることを願っている」と式辞を述べ、卒業生を送り出した。
市立教育研究所の田場秀樹所長が教育委員会の告辞を述べ、砂川博人PTA会長が祝辞を述べた。
4、5年の在校生が卒業生を歌と言葉で送り出した。
会場を訪れていた多くの保護者がわが子の卒業式の晴れ姿を、映像や写真に収めていた。
6カ年皆出席賞は、前里波輝さんと伊良波凜さんだった。
久松小(43人)
久松小学校(亀川典子校長)は日、同校の体育館で卒業式を行った。卒業生43人(男子22人、女子21人)は大きな夢と希望を胸に新たな生活に巣立った。
卒業生らは、在校生、教職員、保護者らの温かい手拍子で入場。晴れやかな表情で校歌を合唱した。
亀川校長が卒業証書を授与した後、「あきらめない心、負けない心、挑戦する心をエールとして贈る。皆さん一人一人には、たくさんの可能性といろんな力が込められている。これからの夢と未来の力になっていく。そのためにもこれからの中学校での生活を大切にしてほしい」と激励した。
次いで市教育委員会の佐和田貴美子委員が告辞、渡眞利朗PTA会長が祝辞を述べた。
卒業生保護者代表で松川竜太さんが同校に感謝を込めて卒業記念品を贈呈した。
在校生が卒業生を送る歌で「大空がむかえる朝」、卒業生が門出の歌で「旅立ちの日に」をそれぞれ合唱した。
亀川校長が鈴木海優さんに6カ年間皆出席賞を授与した。鈴木さんは、入学以来1日も休まずに学習に頑張った。