訂正有権者数に誤り/市長選・市議補選
市議会で選管委員長が陳謝
市選挙管理員会(下地淳徳委員長)が10日に開催した臨時委員会で訂正した1月22日実施の市長選と市議会議員補欠選挙の当日有権者数にさらなる誤りがあったことが24日、明らかになった。開会中の市議会3月定例会一般質問で國仲昌二氏の質問への答弁で下地委員長が示し、陳謝した。
同委員会は当初、当日有権者数は「4万3401人」で市長選挙の投票率は「68・23%」だったと発表。その後、選挙人登録名簿から抹消しなければならない転居後4カ月を経過した人が、投票所入場券発送日から投票日までに61人生じていたが、その人数を差し引いていなかったことが分かり、10日の臨時委員会で当日有権者数を「4万3340人」、市長選投票率を「68・33%」と訂正した。
しかし22日になり、訂正した当日有権者数の中に入場券発送後に死亡した人など抹消すべき人がさらに68人含まれていたことが明らかになったという。正しい当日有権者数は「4万3272人」で市長選投票率は「68・44%」となる。
答弁に立った下地委員長は誤りが生じたことを陳謝するとともに「今後はチェック機能を強化し、選挙執行に当たっては万全を期していきたい」との考えを示した。