校舎予想図が完成/結の橋学園
回廊型2階建て/佐良浜中運動場側
今年10月着工へ
伊良部地区にある四つの小、中学校を統合して建設する小中一貫校「結の橋学園」の校舎や体育館などの予想図がこのほど完成した。同校は2019年4月の開校を目指している。
建設される校舎は、現在の佐良浜中学校施設内の運動場側に回廊型の2階建てを計画している。
市教育委員会は「新校舎建設に向けて、現在は実施設計を行っている途中で、設計を受注した現代設計・都一級建築設計事務所から27日に予想図が届けられた」と説明した。
建設スケジュールは、17年10月から18年10月までに校舎や体育館を建設。その後、引っ越し作業終了後に既存の校舎と体育館を解体し、運動場、プールの整備を行う計画となっている。
用地面積は2万8000平方㍍、校舎面積は6000平方㍍で、体育館は2500平方㍍。校舎は2階建てで片廊下の回廊型。野外広場はバスケットコート3面分の広さを確保した。
運動場は200㍍トラックで小中共用、体育館も小中で一つ。中学校用にバスケットコート2面、小学校用にミニバスケットコート1面をつくる。武道場は体育館2階に整備する。
快適な学習環境を提供するため、各教室や特別教室にクーラーを設置する。
男子トイレもすべて洋式の便器にする方向だ。学校での大便を嫌う男子に配慮し、小便器は置かない予定だ。