15、16日に交流試合/県高野連主催
春8強石川と宮古勢3校
県高野連主催の第13回沖縄本島・宮古地区高校野球交流試合が15、16両日、市民球場で開催される。春季大会8強の石川が宮古入りし、宮高、宮工、宮総実と対戦する。12日に県高野連宮古地区ほか協賛団体の代表らが会見。多くの市民の来場を呼び掛けた。
沖縄本島の強豪校と交流を深め、技術を高めることが狙い。日本トランスオーシャン航空(JTA)、JAL・JTAセールス、ホテルニュー丸勝、宮古協栄バス、「夢実現!行くぞ甲子園!宮古島応援団」が協賛する。石川高校の交通費や宿泊費を負担する。
試合は計4試合。15日は午前11時15分から石川-宮高。第2試合は石川-宮工のカードになる。翌16日は午前9時に開始。石川-宮総実、石川-宮高の順で練習・交流試合を行う。
告知会見は12日、宮古空港であった。県高野連宮古地区校長評議員を務める宮高の平良智枝子校長は「宮古地区の球児のために協賛してくれる各団体に心から感謝したい。野球に寄せる地域の思いの熱さを強く感じる。そのおかげで生徒たちは思う存分プレーすることができる」と話し、協賛団体に感謝を込めた。
ホテルニュー丸勝の平良勝之会長は「宮古の球児は交流試合を通して年々成長している。地域住民、多くの野球ファンはぜひ球場に足を運び、子供たちを激励してほしい」と強調。JTA宮古支社の波照間弘光支社長は「必ず甲子園に行けるという強い思いを持っている。この交流試合を一緒に盛り上げていきたい」と最大支援を約束した。