社会・全般
2017年4月13日(木)9:03
ヒスイカズラの花見頃/平良
神秘的な空間演出
市内の島尻美江子さん(64)=平良東仲宗根151=宅の庭先で生えるヒスイカズラ(マメ科)の花が見頃を迎えている。まるで宝石の翡翠(ひすい)のように青緑色に輝く。観賞に訪れた女性たちは、癒やされた様子で笑顔を見せていた。
フィリピン原産のつる性植物。7年前から毎年2月頃から開花するが、今年はひと月遅れで3月から咲き始めた。
ヒスイカズラは、地上から高さ2㍍以上の棚から垂れ下がり、多数の花々で神秘的な空間。勾玉(まがたま)のような花が連なっている。
島尻さんは「落下した花びらを二つ組み合わせるとチョウのように見える」と別の楽しみ方をアドバイスした上で「観賞したい方は大歓迎。自宅は旧NTTの斜め向かい」とアピールした。
この日、ヒスイカズラの美しい花の情報を得た女性たちが島尻さん宅に訪れた。
田村愛子さん(42)=岐阜県出身=は「初めて観賞するが、とても美しい花。カメラに収めて岐阜県の両親に送って見せたい」と興奮気味に語っていた。