クマザリゾート事業再生/城辺長間
日建ハウジングが地鎮祭
日建ハウジング(那覇市、新井正樹社長)が城辺長間の通称クマザ海岸で工事が中断していたリゾートホテルの事業譲渡を受け改めて建設、整備を行う宮古島東海岸リゾートホテル(仮称)の地鎮祭が17日、建設用地で行われた。関係者がくわ入れを行い、工事の安全を祈願した。
同ホテルはコテージタイプで26棟41室を整備。全室にプライベートプールが完備される。総敷地面積は3万114平方㍍、延べ床面積は3952平方㍍。2018年10月末竣工、同年末から19年初旬での開業を目指す。宿泊料金は1泊4万円から。
事業主体は日建ハウジングで、設計、管理をUDS(東京、中川敬文社長)が、ホテルの運営は沖縄UDS(那覇市、岡﨑勝彦社長)が行う。
地鎮祭では宮古神社の神主による神事が行われ、新井社長、岡﨑社長、UDSの仲原典人取締役、工事請負者である先嶋建設の黒島正夫社長がくわ入れを行い、工事の安全を祈願した。
新井社長は中断していたホテル開発の事業譲渡を受け、再整備に着手した理由について「宮古各所でホテルを作っているが、このロケーションはとても良く、リゾートホテルを作るのにふさわしく、ぜひ作ってみたい、この土地を生かしたいと思った」と説明する。
岡﨑社長は「山と海の間に立つホテルなので海と山の両方を楽しむことができる。各部屋にコンシェルジュが付くので、宿泊客一組一組それぞれに合ったサービスを提供していきたい」との考えを示した。