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2010年11月16日(火)9:00
総勢170人、三味線で魅了/宮古民謡保存協会主催
宮古民謡の夕べ盛況
「揃い響まし 美ぎ島ぬ綾語」をテーマに宮古民謡保存協会(波平重夫会長)主催の第15回宮古民謡の夕べが14日、マティダ市民劇場で行われた。総勢約170人が出演。レベルの高い歌、三味線などを披露し、観客を魅了した。
舞台は「とぅがにあやぐ」と「大世栄」の2演目で幕開け。役員らの情感を込めた歌と三味線に合わせて、艶やかな衣裳を身にまとった女性たちが舞った。観客らは、感動した様子で大きな拍手を送っていた。
多彩な演目の合間には今年同協会主催のコンクールで新人・優秀・最高の各部門で受賞した会員らが、日ごろのけいこの成果を発表。観客らは、宮古民謡の継承発展を改めて実感した表情を見せていた。
久田流家元久田多嘉子舞踊研究所、久田流池間澄舞踊研究所、徳八流砂川政義太鼓研究所、同下地キミ太鼓研究所が賛助出演した。洗煉された舞踊が華々しく彩り、息の合った太鼓打ちの伴奏が会場に響いた。