感謝の催し、盛況/創作ダンス、抽選会楽しむ
ボランティア一堂に集う/トライアスロン
全日本トライアスロン宮古島大会ボランティアの集いが29日、市中央公民館で開かれた。大会を支えたボランティアの皆さんが参加し、音楽ライブやダンスパフォーマンスを楽しみながら次回大会の成功を誓い合った。応援幕コンテストの表彰式もあり、入賞団体に賞状と副賞が贈られた。
第回大会は23日に開催された。ボランティアは約5000人。それぞれの持ち場で大会を支えた。
実行委員長の長濱政治副市長は「ありがとう。そしてお疲れさまでした。皆さんのおかげで、安全、安心で盛り上がる大会にすることができた」と感謝。「ボランティアが5000人もいるというのは本当にすごいこと。この大会は皆さんがいるからこそ成り立っている」と話し、感謝の集いを楽しむよう促した。
この後、応援幕コンテストの入賞者・団体を表彰した。長濱副市長や協賛各社の代表が表彰し、創意工夫の応援幕をたたえた。
ワイドー大賞を受賞した狩俣中生徒会の作品は、パーントゥをモチーフにした同校のキャラクター「バリバーくん」が、スイム、バイク、ランの3種目に挑戦する姿を描き、下方には生徒全員の顔写真を色鮮やかな花とともに配した。
狩俣蓮会長は「大賞目指して頑張ってきたので実現できてとてもうれしい。トライアスロンの選手の応援に役立てて良かった」と話し、ワイドー大賞受賞とボランティア参加を喜んだ。
この後、宮古高校、伊良部高校、宮古総合実業高校の生徒が音楽ライブやダンスパフォーマンスを披露して会場を沸かせた。
宮高軽音部のボーカルの砂川綾乃さんは「トライアスロンは宮古島のみんなが支えるとても素晴らしい大会。今年もみんなの協力のおかげで大成功を収めることができた」と話し、ボランティアの功績をたたえながら音楽を届けた。
最後は航空券や飲料、ランチバイキング券、商品券などが当たる抽選会でにぎわいを見せていた。