「宮古ごま」など展示/市総合博物館
昔なつかしいおもちゃ
市総合博物館(上地等館長)で4月30日~5月7日までの日程で開催中のミニ展示「昔なつかしい 昭和のおもちゃ」は、きょう3~7日までは児童福祉週間の一環で高校生以下は入館無料。手作りの宮古ごま、着せ替え人形、竹とんぼなど19種類が展示され、幼少期に遊んだ経験のある大人は懐かしみ、今の子どもたちは新鮮な玩具として興味津々に見入っていた。合わせて「おもちゃで遊ぼう」コーナーでは家族連れらが遊び道具に触れて楽しんでいた。
5日の「こどもの日」にあわせ、昔のおもちゃを展示し体験してもらうことで、こども時代の懐かしい遊びを思い出してもらう。また、これらのおもちゃを知らない世代の子供たちにも、かつてのおもちゃを遊び楽しんでもらうのが趣旨で開催されている。
「おもちゃ展示」コーナーでは▽和風船▽宮古凧▽ビー玉▽着せ替え人形▽けん玉▽だるまおこし▽ザヤ▽こま▽ヨーヨー▽おはじき▽パチンコ▽めんこ▽ぎっちょう▽ブンブンごま▽まり▽お手玉▽虫かご▽水鉄砲▽竹とんぼ-がずらり。
作り方と遊び方を例に挙げると、パチンコは、ふたまたの木の枝を加工したものにゴムひもをつけ、小石を使って的当てゲームなどを楽しんだ。
ブンブンごまは、二つ穴ボタンなどに㌢前後の糸を通して結ぶ。両手を使って遊ぶもので、糸をたるませてねじり、引っ張ってタイミングを見計らって引いたり、戻したりを繰り返すだけ。
「おもちゃで遊ぼう」コーナーでは▽けん玉▽こま▽ビー玉▽おはじき▽ヨーヨー▽ゴム跳び▽手裏剣-を使って体験できる。
入館料は大人300円、大学生200円。入館時間は午前9時~午後4時半。
問い合わせは、同館(電話0980・73・0567)へ。