子供たちの頑張りたたえる/上区自治会で学事奨励会
城辺上区自治会の学事奨励会(同子ども育成会主催、同自治会共催)が7日、同公民館で行われ、1年間文化やスポーツなどに頑張った児童や生徒たちに学用品などが贈られた。全宮古中学駅伝大会で区間1位に輝いた与那覇愛斗君(3年)は「これからも地域の人たちが喜ぶような結果を出したい」と抱負を語った。
学事奨励会は、学力向上や人間形成などを目的に、子供たちの成果を表彰するもの。
上区自治会での学事奨励会の起源ははっきりしないが、地域の60代の人が小学生のころに表彰された覚えがあるという。名称も昔から変わっていない。
以前は他の地域でも盛んに行われていたが、少子化などの影響で、めっきり少なくなった。
子ども育成会の與那覇聖子会長は、「これからも地域の人たちに笑顔を与えられるような活動をしていきたい」とあいさつした。
喜屋武則吉自治会長は「先輩たちに負けないよう勉強やスポーツに頑張ってほしい」と呼び掛けた。
表彰式では與那覇会長が、一人一人にノートや鉛筆などの学用品を授与。子どもたちは「部活を頑張りたい」「バスケと勉強を両立させたい」などと目標を話した。幼稚園や小学1年生もマイクを手に「幼稚園になりました」「1年に入学しました」と報告し大きな拍手をもらっていた。
子供たちが通う砂川小の宮川悟校長、砂川中の友利直喜校長も出席し「自分を磨いてますます成長して」と激励の言葉を掛けた。