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社会・全般
2017年5月10日(水)9:03

「はなぞのえん」に富来旗/東北復興の証し、交流のお礼

園児たちに届けられた富来旗。後方で掲げているのは旗を園に届けた山本大司さん(左)と細川明彦さん(右)=9日、はなぞのこどもえん

園児たちに届けられた富来旗。後方で掲げているのは旗を園に届けた山本大司さん(左)と細川明彦さん(右)=9日、はなぞのこどもえん

 はなぞのこどもえん(新城久恵園長)に富来旗(ふらいき、大漁旗)が届き9日、園児たちにお披露目された。富来旗は、東日本大震災で被災したラグビーチームへエールを送るものだが、富来旗プロジェクトを進める土持禎寛さんと園部浩誉さんが、園児との交流に感激しお礼として送ったもの。園では、「運動会や各イベント会場で掲げて、盛り上げていきたい」と喜んでいる。

 別名・大漁旗と呼ばれるが、東北の三陸地方では富来旗として親しまれている。

 富来旗には、タイがラグビーボールを持って跳びはねている様子を中央に、ハイビスカスやオオゴマダラ、カクレクマノミを描き南国イメージを強調。園の合い言葉である「とびだす元気 はじける勇気 あふれる笑顔」と記して、園児たちにエールを送っている。

 土持さんと園部さんは、宮古でのラグビー普及活動の様子を見学するために来島。「タグラグビー」(子供対象のラグビー)を取り入れている同園も訪れ交流した。

 新城園長は「東北復興の思いが込められたプロジェクト。その思いを受け止めて、宮古から元気を発信していきたい」と感謝した。


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