市議選10月22日投開票/新人7人出馬予定
定数は2減24/現職6人勇退へ
宮古島市選挙管理委員会(下地淳徳委員長)は10日に市役所平良庁舎で開いた定例会で、11月12日に任期満了となる市議会議員の選挙を10月15日告示、22日投開票とすることを決定した。今回の選挙から定数が現在の26から2減の24となる。これまでに新人7人、元職1人が出馬を予定、または意思を固めている。現職はこれまでのところ6人が勇退する考えを示している。
立候補を予定している一部の人は、知人や親戚らを中心に地域の人を集めて出馬への意向を示したり、PR用の名刺を配布したりして、選挙への準備を進めている。
選挙期日が決定したことで、水面下での動きがさらに活発化する見通し。
現職で勇退する考えを示しているのは池間豊氏(65)、下地明氏(75)、新里聡氏(65)、新城元吉氏(75)、西里芳明氏(60)、前里光恵氏(67)の6人。
現職の中には「後援会と話し合ってから決める」「もうしばらく情勢を見て判断する」など「未定」という人もおり、立候補者数については流動的な要素が多い。
一方、立候補を予定している新人は、我如古三雄氏(64)=上野、下地信広氏(59)=伊良部、新里匠氏(40)=伊良部、砂川和夫氏(62)=平良、砂川辰夫氏(60)=城辺、平良和彦氏(50)=城辺、宮城隆氏(64)=平良=の7人となっている。
元職の友利光徳氏(66)=城辺=も立候補する予定だ。
下地敏彦市長を支える与党が、過半数を獲得するのかが争点。現在の市議会の与野党勢力図では、市長選などでの保守分裂が影響して、大きく変動している。
2013年に行われた前回選挙では、定数26に対して現職21人、元職2人、新人10人の計33人が立候補し、現職19人と新人7人が当選した。