多良間産黒糖PR/宮古空港
「黒糖の日」で観光客に配布
「黒糖の日」の10日、宮古製糖(安村勇社長)と宮古農林水産振興センター(植田修所長)は東京と関西からの直行便で宮古空港に到着した乗客らに多良間産黒糖の試供品を配布し、黒糖のおいしさをPRした。
「黒糖の日」は2010年、県が県産黒糖の消費拡大と生産者の意識高揚、消費者への販売促進を目的に「5(こく)」と「10(とう)」の語呂合わせで制定した。今年で7年目。
黒糖(含みつ糖)を製造する宮古製糖多良間工場は、今期はキビ原料搬入が前期より4400㌧多い約2万5000㌧、黒糖の生産量を示す産糖量は前期に比べ1129㌧増産の3541㌧。
同空港での試供品配布では、宮古製糖の川満則亮総務課長、砂川貴彦さん、県職員らが参加。「黒糖の日」と「沖縄県含みつ糖対策協議会」などと書かれたのぼりを掲げた。川満総務課長らは、乗客一人一人に黒糖の試供品計300袋とミニチラシを配った。
東京から直行便で訪れた西袋和子さん(50代)は、配布された黒糖を試食。「とてもおいしかった。家庭では黒糖を使って料理している」と笑顔で語った。