受けて、予防接種/市母子保健推進協
「はしかゼロ」でチラシ配布
「はしか・風しん0(ゼロ)」キャンペーン週間(14~20日)に伴う市母子保健推進員連絡協議会(池原和子会長)のチラシ配布が15日、「上野子育て支援センターはくあい」で行われ、同センターに訪れた子育て中の母親らに推進員が予防接種の大切さを呼び掛けながらチラシを手渡した。
あいさつで池原会長は「はしかや風しんなど、子どもを重篤な感染症から守るためには予防接種が必要。子どもを守るためにも積極的に予防接種を受けてほしい」と訴えた。
宮古島市の2015年におけるはしか・風しん混合(MR)ワクチンの第1期接種率は103・4%で県平均の93・3%を上回っているが、流行を阻止するためにもさらなる接種率の向上を呼び掛けている。
宮古地区の接種率が100%を超えていることについては、本来1期の対象年齢が1歳だが、対象期間の1歳の時に接種せず、2歳以後に接種した件数も加えたことによるもの。
推進員たちは、チラシ配布後に母親と子供たちと一緒に「歌あそび」を行い、楽しいひとときを過ごした。
同キャンペーンは、「はしか」と「風しん」に対する正しい知識の普及啓発と予防接種推進を目的に毎年実施している。
「はしか・風しん」は予防接種率が80%の場合は「流行が起きる」とされ、95%以上で「ゼロ」になるとしている。
期間中は、市内の同様の施設でも、チラシ配布が予定されている。