地域発展へ取り組みを/全国郷土紙連合総会
苫小牧民報が新規加盟
日本新聞協会加盟の地域紙でつくる全国郷土紙連合(会長・脇和也宇部日報社社長)の総会・懇親会は19日、東京・千代田区の日本記者クラブで開かれた。
総会では決算、予算、事業計画などを承認。苫小牧民報社(横田泰正社長、北海道苫小牧市)の新規加盟を承認し加盟社は社となった。懇親会で脇会長は「逆風にみまわれていればこそ、展望も開ける。連合体として手を携えて地域発展への取り組みを進めていきたい。より一層の支援をお願いしたい」とあいさつした。
祝辞で日本新聞協会の川嶋明専務理事は「地方の時代と言われる中、郷土紙連合各社の役割は大きい。地域発展に向けた取り組みに敬意を表したい。今後の活躍に期待する」。
内閣府の日下正周政府広報室長は「郷土紙連合各社の重要性は十分に認識している。政府広報も国民目線で広報を目指しており、今後、各社の協力をお願いしたい」、電通の前田真一新聞局長は「『世のため、人のため、社会のため』地域に寄り添い、地域に愛される新聞つくりに取り組んでいる各社の努力に期待する。電通として少しでも新聞社の役に立っていきたい」と述べた。
共同通信社の祝辞に続き、時事通信社の大室真生社長の発声で乾杯。宮古毎日新聞社など全国郷土紙連合12社の代表者、東京支社長と招待客ら60人が、1時間半にわたって懇談した。