当期618万円の黒字計上/宮古森林組合総会
宮古森林組合(代表理事組合長・下地敏彦市長)は5月30日、同組合2階研修室で第22回通常総会を開いた。2016年度貸借対照表など7議案を承認した。当期は618万円の黒字を計上。任期満了に伴う役員の選任で理事に下地市長らを承認した。
冒頭、下地市長は「宮古森林組合は着実に黒字を出している。平成28年度は600万円余りの黒字を計上した」と述べ、組合員らに感謝した。
その上で「2年後の全国植樹祭は糸満市に決定されており、これからも組合員が一致協力し、緑を増やし、緑を育てよう」と促した。
16年度事業報告によると、同年度の総事業収益は約1億9000万円、経常利益819万円、当期剰余金約618万円の実績となっている。また、企業の短期的な支払い能力を簡易的に判断する流動比率は344%、負債の比率を表す負債比率は88%、企業の安定性を表す自己資本比率は約53%であり、安全性指標分析の標準値内にあり、概ね健全な財政状態であると判断している。
総会後、理事会が開かれ、代表理事組合長に下地市長、常務理事に佐和田勝彦氏、代表監事に久高秀男氏をそれぞれ再任した。
役員は次の皆さん。
【理事】下地敏彦(現代表理事組合長・市長)佐和田勝彦(現常務理事)伊良皆光夫(現理事・多良間村長)川満省三(現理事)渡久山毅(現理事)多良間雅三(元宮古島市振興開発プロジェクト局長)砂川嚴(元同市上下水道部長)
【監事】久高秀男(現代表監事)我如古三雄(現監事)池間勉(現監事)