契約額、4年連続1億円突破/シルバー人材センター総会
16年度収支決算など承認
宮古島市シルバー人材センター(國仲清正理事長)は31日、市中央公民館で定時総会を開いた。多数の会員が出席し、2016年度収支決算など4議案を承認した。同年度の契約総額は1億2458万円で、4年連続1億円を突破した。任期満了に伴う役員選出があり、國仲清正氏を再任した。任期は2年。
15年度の会員数は前年度より14人増えて308人となり、過去最高を更新した。初めて300人を突破した。当期は30万5000円の赤字。就業延べ人員は1万9479人。就業実人員177人、就業率57・5%。
17年度収支予算など3報告があった。新年度事業計画の中の一つが相談・情報提供。同提供では、入会を希望する高齢者を対象に入会説明会を実施する。高齢者からの相談に対応するほか、地域における働く高齢者のためのワンストップセンターとして、雇用・就業職業能力開発、ボランティア活動、情報提供を行うため、入会説明会・相談会を開催する。
冒頭、國仲理事長は、今後ともシルバー人材センターの役割が重要となっていくことを強調した。
来賓の下地敏彦市長(代読)、棚原芳樹市議会議長、県シルバー人材センター連合の大湾政松会長(代読)が祝辞を述べた。
役員は次の通り。(敬称略)
【理事】理事長=國仲清正(市役所OB)▽垣花和彦(宮古島市観光商工局長)▽武富秀雄(一般)▽佐久田貞雄(同)▽與那覇巌(旧宮古森林組合常務理事)▽石原ヨシ(一般)▽川満勝彦(市役所OB)
【監事】石川博幸(宮古島市福祉部障がい福祉課長)▽石垣明良(市役所OB)