29日に青少年国際音楽祭/国内外の著名演奏家と共演へ
国内外で活躍している著名な演奏家と宮古島市ジュニアオーケストラらが共演する「第4回みやこじま青少年国際音楽祭」(主催・同実行委員会)が6月29日、マティダ市民劇場で開催されることが決まった。実行委員長を務める下地敏彦市長らが31日、市役所平良庁舎で会見を開き出演者などを発表した。
2014年からスタートした同音楽祭。今回は世界を代表する女性バイオリニストのサラ・チャン氏、NHK大河ドラマ「真田丸」テーマ音楽のバイオリンソロを担当した三浦文彰氏、日本フィルハーモニー交響楽団ソロコンサートマスターの木野雅之氏、台湾を代表するチェリストの陳建安氏、映画「おくりびと」テーマ曲のソロ演奏を担当したチェリストの古川展生氏らが出演する。
マレーシアとタイ、台湾からは青少年演奏家約40人が参加。音楽祭では宮古島市ジュニアオーケストラ約40人とともに伴奏を担当し、出演者が独奏パートを演奏する。
前売り料金は宮古島市民が2500円、市民以外は3000円。当日料金はいずれも500円増となる。高校生以下は無料だが入場整理券が必要。
市長室で開かれた会見で下地市長は「宮古島の子供たちが有名な演奏家と一緒に演奏することでレベルを高めてもらいたい」と語った。
実行委員会の天野誠副会長は「宮古島とマレーシア、タイ、台湾の子供オーケストラと有名アーティストがコラボレーションする。ぜひ多くの皆さんに聞きに来てほしい」と多数の来場を呼び掛けた。
実行委員会では、6月27日から3泊4日の日程で滞在するマレーシアとタイからの子供たちをホームステイで受け入れてくれる家庭を募集している。
問い合わせは天野副会長(電話090・8685・7821)まで。