初日は8社が求人票提出
新規高卒予定者求人受付開始/ハローワーク
2018年3月新規高校卒業予定者向け求人の受け付けが1日から始まった。宮古公共職業安定所(ハローワーク宮古、知念宏和所長)へは初日、8社が求人票を提出した。同日午前には同所で受付開始式が開かれ、知念所長が求人の早期提出を歓迎するとともに、新規高校卒業者の地元就職へ向け今後、企業説明会を開催することなどを説明した。
新規高校卒業予定者向け求人の受付開始は昨年までは6月20日からだったが、今年は同1日からへと変更された。
受付開始式には求人票を提出するために訪れた事業所の担当者らが参加。知念所長は「沖縄は生徒の進路決定が遅いが、企業の皆さんが早めに求人を提出してもらうことで、求人を案内するなど学校側と調整することで進路を早めに決めることにつながる」と求人の早期提出を歓迎するとともに「島内に残りたいという生徒は少ないが、地域の生徒が地域で就職し定着すれば市は活性化すると思う。これから地元企業説明会などを行い、少しでも地元企業に興味を持ってもらえるよう努力していきたい」との考えを示した。
各事業所の担当者はハローワークの担当職員から採用選考時の注意事項などについて説明を聞いた後、求人票を提出した。
学校訪問などの求人活動は7月1日から解禁となり、推薦開始は8月30日から、採用選考と採用内定の開始は9月16日からとなる。
18年3月新規高校卒業予定者数は528人で、5月15日時点での求職同校調査によると115人が就職を希望している。
受付初日に求人票を提出した事業所は次の通り。
パラダイスプラン▽丸秀▽介護センター▽砂川鉄工ヤンマー▽宮古島シティアンドリゾート▽東急ホテル&リゾーツ▽翔南建設▽琉球通信工事ドコモショップみやこ島店