6月6日は「オクラの日」
オクラの日(6月6日)に開催されるセレモニーとキャンペーンを前に、主催するJAおきなわ宮古地区野菜・果樹生産出荷連絡協議会オクラ専門部会(浜川正信部会長)は2日、イベント会場となるJAファーマーズマーケットあたらす市場で会見を開き、オクラの日制定の理由などを紹介し、市民や観光客らにキャンペーンへの参加を呼び掛けた。当日はオクラ1袋(12本入り)を通常の半額の50円で販売する。
消費者に安全で安心な宮古島産のオクラをアピールし、消費拡大と地産地消を図ることが目的。
会見で浜川部会長は「曲がっていないきれいなオクラを本土市場に出荷している。ぜひオクラの日を機会に、地元のオクラを買い求めてほしい」とPRした。
午前時から園児たちのアトラクションや主催者あいさつなどのセレモニーの後に販売開始する。1500袋を準備するが、完売と同時に終了する。
会場では、オクラを使った料理の展示や試食会、レシピが書かれたチラシを無料で配布する。
オクラの日は2014年、同部会がオクラ特有の「ねばり・ネバネバ」を宮古方言の「ヌルヌル」「ムツムツ」の語呂合わせで「6月6日」と制定した。
「ネバネバ」には整腸作用があるとされ、オクラは夏場を乗り切るスタミナ野菜としても人気が高い。宮古地区は2013年4月に県の拠点産地に認定され、「沖縄ふるさと百選」認定の表彰を受けるなど、県内有数のオクラ産地として評価されている。
同部会が取り扱った2016年度のオクラは出荷量99・8㌧、販売額は7500万円。今年度は107・5トン、販売額8600万円を目標にしている。