14億円の補正など提案/市議会6月定例会が開会
市議会(棚原芳樹議長)6月定例会は8日開会し、下地敏彦市長が総額14億5700万円の2017年度市一般会計補正予算案などを提案し、理由を説明した。会期は21日までの14日間。9日からは各常任委員会で付託議案の集中審査を行う。一般質問は14日から、17、18日の休会を挟み20日まで。
提案された主な議案は▽17年度市国民健康保険事業特別会計補正予算▽同介護保険特別会計補正予算▽財産の取得の追認議決を求めることについて-など予算議案3件、議決議案2件、条例議案1件、報告9件の計15件。
初日の本会議では提案された議案に対する質疑が行われたほか、専決処分として報告された▽市税条例等の一部を改正する条例▽市固定資産税の課税免除の特例に関する条例の一部を改正する条例▽市国民健康保険税条例の一部を改正する条例-の3件をそれぞれ承認した。
一般会計補正予算案には、犯罪防止を目的とした防犯灯・防犯カメラ緊急整備事業(8830万円)、専門学校や短大の誘致を検討する高等教育機関の設置検討委託業務(730万円)、デイゴを枯死させる病害虫デイゴヒメコバチを防除する事業(320万円)、19年4月1日開校予定の伊良部地区小中一貫校の整備事業(12億4100万円)などが盛り込まれている。