宮古島場所の開催決定/大相撲
平良庁舎で調印式/12月13、14日ドームで
日本相撲協会による宮古島での地方巡業「大相撲宮古島場所」が昨年に引き続き今年も12月に開催されることが決まり、その調印式が8日、市役所平良庁舎で行われた。日本相撲協会と巡業主催者に当たる「勧進元」が調印し、下地敏彦市長が見届け役を務めた。
今年の宮古島場所は12月13、14日のいずれも午後4時から同9時まで、JTAドーム宮古島で開催される。料金は指定席が1万4000円から1万円、自由席一般は6000円、自由席中学生以下は2000円。チケットはあす10日午後2時からTSUTAYA沖縄宮古島店で発売となる。
調印式には日本相撲協会巡業部の千田川順親方と勧進元のアートアベニュー(本社・東京)の藤澤雅義代表のほか、立会人として宮古島場所実行委員会の中尾忠筰委員長、合宿のため来島している時津風部屋の佐ノ山祐哉親方と所属力士らが出席。下地市長が見守る中、千田川親方と藤澤代表が契約書に調印した。
下地市長は「宮古島の相撲ファンは楽しみにしている。ぜひ良い場所にしてほしい」と呼び掛けた。千田川親方は「会場を見せてもらったが良い会場で、一人でも多くの人に来てもらいやすくなったと思う。力士もみんな宮古島へ来ることを喜んでいる」、藤澤代表は「今年は昨年より料金を少し安くしているので来場しやすくなると思う。多くの人に見てもらえるようにしたい」とそれぞれ語った。
同席していた時津風部屋の正代関は「昨年初めて宮古島巡業に参加して、とても良いところと思った。今年も巡業できることを楽しみにしている」と述べた。